うさぎの後ろ脚がふらつく・引きずられている ── 脊椎損傷は 12 時間が勝負
このコラムは診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 記載の症状や受診目安は一般的な目安であり、個体差・持病の有無によって判断は変わります。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
「回し車から落ちたのに気づかなかった。翌日、後ろ脚が動かなくなっていて、すぐ運んだら脊椎亜脱臼だった」── うさぎはわずかな落下でも脊椎が傷つくことがあります。
短期間なら様子見していいケース
- 片脚だけが一時的にふらつくが、数時間で治まった
- 肥満気味で歩き方がぎこちないが、排泄・食欲は正常
- 環境変化のストレス直後の一時的な動きの悪さ
こんな時はすぐに受診を
- 両後ろ脚が麻痺したまま動かない、引きずられている
- 排尿・排便ができない、または制御できない
- 排便時に痛みの表情(歯ぎしり・低い鳴き声)を見せる
- 脊椎部(腰)に腫れ・熱感がある、触ると悲鳴をあげる
- 前脚だけ必死に動かして、上半身だけで進もうとしている
- うんちが細い・いびつな形になった
- 落下・飛び降り・圧迫などの外傷直後
考えられる病気
関連する疾患・症状
脊椎損傷・亜脱臼
うさぎは脊椎が脆い。わずか 30cm の落下でも損傷するリスク。早期に CT・MRI で確定診断し、固定・手術を判断。
E. cuniculiによる脳脊髄炎
プロトゾアの感染症。進行性の後肢麻痺。治療は複雑だが、早期診断で進行を遅延できる。
肥満による関節疾患・椎間板ヘルニア
うさぎは椎間板ヘルニアにかかりやすい。体重管理と定期的な運動が予防。
うっ滞に伴う腹痛で、後肢が硬直
消化器疾患で激しい痛みから後肢に力が入らないように見えることもある。
🍽️この疾患に合ったフード
肥満による関節疾患・椎間板ヘルニア 向け
よくある質問
▶後肢麻痺で家庭でできる応急処置は?
動かさない・温かい環境を作る・排泄物で皮膚が腐らないよう清潔にする、が基本。「マッサージ」は状態を悪化させることがあるため、獣医師の指示を待つ。
▶脊椎損傷でも回復の可能性はある?
軽度の亜脱臼は保存治療で回復することもあります。ただし完全な脱臼・骨折は手術の判断が必要。早期の画像診断が鍵です。
もっと詳しく知る
関連する知識記事4件
うさぎの他の症状
同じ悩みを抱える家族に届けたいときは、共有してください。
この症状の実例
「後ろ脚が動かない・跛行」に関する、飼い主の実体験と獣医学論文をもとにした症例を集めました。
実際にどう対応したのか、参考にしてください。
次は、後悔しない
今日の 後ろ脚が動かない・跛行 のことを、
一行だけ残す。
不調が気になった日だけでOK。記録の蓄積が、異変の早期発見につながります。
詳しく学ぶ
この症状の
実例から学ぶ
世界中の研究と、実際の症例から、対応のポイントをまとめています。
症例を見るこの種の新着情報が出たときにお知らせします
💬 同じ悩みの家族と話す
「後ろ脚が動かない・跛行」をテーマに、PetCase コミュニティで他の飼い主と相談できます。
愛用品ランキングを取得中…
🐰 うさぎの健康情報
この動物種全体の健康情報、寿命、飼育のポイントをまとめたガイドをご覧ください。
うさぎの詳しいガイドを見るPetCase の考え方
「後悔から、始めていい。」PetCase の思想